カモミール ローマン・ジャーマン
学術名 | カモミール ローマン・・・Anthemis nobilis (アロマセラピーの精油ではこちらが一般的に使われることが多い) カモミール ジャーマン・・・Matricaria chamomilla (カモミールティーとして飲まれることが多い) |
原産・生産地 | イギリス ベルギー ドイツ フランス 中央 及び北ヨーロッパ |
抽出部位 | 花 |
注意 | 通経作用がある為、妊娠初期は避けること。5〜16週ぐらいまで |
エネルギー | 冷 湿 |
使用法 | マッサージ スキンケア 芳香浴 沐浴 |
体への作用 | イライラを伴うような月経トラブル 月経不順 月経痛 更年期 痛みを鎮める 神経痛 リウマチ 筋肉痛 頭痛 歯痛 肝臓への強壮作用があり胆汁の分泌を促す。 |
肌への作用 | 美容効果は高く皮膚を柔らかくし、弾力性を高め、シミ 皺などの老化肌の予防におすすめ。炎症を抑え、保湿効果に優れているので、痒みを伴う乾燥肌にも良い。 |
精神への作用 | 安心感を与え、心を落ち着かせる。ショック 緊張 不安 恐怖 怒りを落ち着かせる。 |
コメント | カモミールジャーマンは、女性の月経サイクルと同じ、月のみちかけのサイクルに合わせて、花を咲かせる事や、学名のMatricariaは子宮の意味を表すことからも、強く、女性性と繋がり、ヨーロッパでは、お母さんのハーブと呼ばれることからも、母親の優しさ、強さをイメージさせる精油です。カモミールローマンも踏まれても踏まれても、また太陽に向かって伸びてゆく粘り強さを持ち、ここからも母の強さをイメージさせます。カモミールは、どうしようもない状況に陥ってしまった時、何か苦しい状況におかれ、自分で乗り越えるしかない時、ショックや怒り、悲しみなどで気持が高ぶっている時に、大丈夫だよ、どうにかなるよ、とお母さんに頭をなでてもらっているような、安心感を与えてくれます。 |