ラベンダー (Lavender)
学術名 | Lavandula officinalis |
原産・生育地 | 地中海沿岸、海抜700〜1400メートルの高地、砂利交じりの痩せた高地。 |
抽出部位 | 花、葉 |
注意 | 妊娠初期の使用は避ける。過度の使用は避ける。低血圧の人は眠くなることがあるので、使う時間を考える。 |
エネルギー | バランス(どちらかというと、涼性)乾性 |
使用方法 | 沐浴、芳香浴、吸引、スキンケア(特に日焼けのほてり火傷)、虫よけ |
身体への作用 | 循環器を鎮静させる、高血圧、頻脈、鎮痛作用があるため、頭痛、関節炎、神経痛、筋肉痛、抗ウイルス作用、殺菌作用があるため、風邪の予防、感染症の予防、免疫力UP |
肌への作用 | 美容効果が高く、細胞を活性させ、健康な新しい細胞を作るため、火傷、日焼け後のほてり、にきび、ただれなどの急速な治癒を促し、痕を残しにくくする。 |
精神への作用 | ラベンダーの語源がラワーレ(洗う)という言葉からとられている事からも、この香りは人についた全ての汚れを綺麗に洗い流してくれます。体についた汚れを清潔に殺菌するのはもちろん、からだの内側の老廃物、心のストレスも、洗い流してくれます。思いつきや、ひらめき、アイデアがあっても、先に頭で考え過ぎ、結局は行動に移せなくてもやもやしてしまっていたり、自分の意見を、他人がどう思うか、または、言ってもしょうがないと自己表現しなかったり、不要な心配事や、考え過ぎて眠れない等いつでも頭はフル回転で疲れてしまう人に余計なものは洗い流し、一番大切なことは何かを気付かせてくれます。 また、岩のむき出した、痩せた高地で育つラベンダーには人工的に汚染されていない、自然の状態に近い環境の中の、澄んだ空気と、十分な太陽の光、限られた栄養、そして完全な地球のリズムとつながった時の流れの中で、立派に成長し花咲かせます。このことから、つらい状況に陥ったときに、人に一番重要なものは何かを見つけさせ、物事は本来シンプルなことだと思い出させてくれます。体内時計のバランスを崩し昼と夜が、逆転している不眠症などを、身体が本来持つ、地球のリズムとつながり、バランスを整えてくれます。 |